新卒、美容室入社1年目
地元から900キロ離れた土地。
同期スタッフ4人
3ヶ月後
同期スタッフ0人
毎月毎月誰かがいなくなる。
時にはふたり。
入社3ヶ月後には僕だけになった。
流れに乗って辞めようか
あの時は辞める連鎖が確実にあった
辞めたら今より楽になるんじゃないかって。
本気で思ってしまった
当時のチーフにも相談したし親にも電話した。
周りには先輩しかいなくて、気が緩む時なんかなかった。
辞めよう辞めようと何度も思った。
でも辞めれなかった
正直あれは残る勇気じゃなくて、辞める勇気がなかっただけだと思う。
店長や周りの人に『辞めて地元に帰る』
この言葉を言う勇気がなかった。
目の前には仕事があるからやらなきゃいけない
それから過ぎてく毎日は只々過ぎていってた。
それでもある時自分のなかで変わったんだと思う。
お前は一人じゃない
旧店舗のスタッフルームに上がる階段の踊り場で
【お前は一人じゃない】
ふいにそお言われた。その場はそれだけで終わったと思う。ただそれから見方が変わった
1人の先輩は毎日毎日ご飯の誘いをしてくれ、毎回毎回僕はそれを断る。それでも誘い続け、
朝の業務は1年目だけの仕事ではなくなり、
営業中はものっすごい量の濡れた重いタオルの洗濯を手伝ってもらう。
今までは1人で仕事をしてるつもりだった。
当たり前だった毎日は誰かに支えられていたことに気づいた
気づくまでが長かった。
僕が入社してから、常に周りは僕を見ていてくれた。
見えてないはずの場所にいるのに、僕の行動を把握していた。
それは先輩達が常に僕の行動を見て
【何をしてどこにいるのか】
を連絡し合っていたからだった。
お客様をしながら、1年目の行動を管理する。何かあればすぐ対応する。
これは簡単なことじゃない。
慢性的な問題には、アシスタントミーティングを開き変化する。すぐ対応する。
なんて幸せなんだろう
一人になったことが逆に良かったんじゃないかって思うくらい。
先輩方の愛情を独り占めしていた。
そろそろ挫け出す1年目の子達
理想と現実が違いそろそろ挫けそうになってる子達。
まだ辞めるのは早いよ。
まだ何も知ってない。
楽しみも気付けてないんじゃないかな?
(僕はまだこの時期は楽しみを知らなかった)
理想と現実が違っても、理想を叶えるように自分が動くことにつきると思う。
先輩の愛情に気づくことだと思う。
【一人じゃないぞって】
僕は長崎にスタッフを【家族】と呼ぶ美容室を作る。
今は理想と現実が違うから、どうにもこうにもならないことにムシャクシャすることがある。
でも辞めない
あれだけの愛情をもらってまだ返しきれてない
【美容師の楽しみを知ってもらうこと】
美容師が減ってるのには理由がある。
大変そう、休めない、給料が安い
美容師はその地位じゃない、その価値観で見られちゃいけない職業だと思うから。
僕の店でそれを覆すことで、恩を返せると思っている。
美容師は幸せなんだぞっ
って。
やるかやらないか、その時はやる!
やると決めたら必ず実践!
さぁ明日からまた励もう。
【公式】素材美容に特化したリゾート美容室 |Monkeypod|諫早
【Hot Pepper Beauty AWARD 2年連続受賞2020/2021】 アメリカ・ハワイ 自然と人がのびのびと共存している世界。 毎日が、自分らしく。 モンキーポッドはお客様という『素材』を活かし、 ヘアスタイルを通じて 【お客様のイキイキとした毎日を創造する】 ことを掲げ日々精進してまいります。 日々のお悩みを解消し、リラックスした ひとときをお過ごしください。
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